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25度(または20度)以下の側弯症は装具を着けなくてもいいのでしょうか?
成長期の場合、少ないとはいえ弯曲が進行する人がいますので、もちろん着けたほうがいいのです。
しかし、学校に装具を着けて行くことは子供にとって身体的な負担よりも精神的な負担のほうが大きいのです。
25度以下の場合は、進行することを確認してから装具を勧めるというのが今までの治療方針でした。
しかし、寝る時だけ着ける夜間装具なら子供の精神的負担はほとんどありません。
また、強力な矯正力があるにもかかわらず身体的負担もあまり大きくありませんので、ほとんどの人が毎晩着用しています。
装具を着ける負担が少ないのであれば、曲がっていることは確かなのですから、進行するまで待つことなく装具をしたほうが良いのではないでしょうか。
このような考え方から、私は今まで装具治療を勧められなかった方にも夜間装具を処方しています。
このような軽症の場合は、寝る時に7〜8時間装具を着けることによって進行を予防できたと考えられる場合があります。
また、弯曲が良くなっていった人もいます。
症例 1(弯曲が改善された例)
ただし、進行したら必ず23時間装具を着けるという約束をしてから、夜間装具を作ります。
夜間装具にしがみついてはいけません。 |